自宅で簡単に有酸素運動ができるFITBOX!大人気のスピンバイク(エアロバイク)の魅力を徹底解説します。
FITBOXはエアロバイク?スピンバイク?
一般的に、電磁負荷式やマグネット式の負荷をかけるフィットネスバイクをエアロバイクと呼びます。
スピンバイクは、大型のフライホイールに対し物理摩擦式で負荷を掛け、前傾姿勢で乗るスポーツタイプのフィットネスバイクのことを対象とした呼び方でした。
「でした」と過去形の理由は、現在はスピンバイクにおいても、物理摩擦式は数少なくなっており、電磁負荷式やマグネット式が主流になっています。
つまり、エアロバイクとスピンバイクの区別があいまいになってきているのです。
FITBOXはマグネット負荷方式かつ前傾姿勢で乗るスポーツタイプなので、エアロバイクでもありスピンバイクでもあると言えます。
FITBOXとFITBOX LITEの違い
FITBOXを購入する際に迷うのが、「FITBOX」or「FITBOX LITE」のどちらがいいのか?
それぞれの違いや、自分にあっているのはどちらかわかるように比較していきます。
FITBOX LITE:シンプル設計・機能→安価でコスパが高い
FITBOX LITEは、そのシンプルな設計と機能により、FITBOXよりも価格が大幅に安く設定されています。
基本的なフィットネスバイクとしての機能をしっかりと備えつつ、不要な機能や複雑な設計を省いているため、価格を抑えたコストパフォーマンスに優れたモデルです。
初めてフィットネスバイクを購入する方や、予算を抑えたい方にとって非常に魅力的な選択肢となります。
シンプルな設計ながらも、安定性や基本的な使用感はしっかりと確保されているため、フィットネス初心者には十分な機能を提供しています。
FITBOXは負荷調整が細かく、より多段階で強度を細かく設定できる
FITBOXは、細かい負荷調整が可能で、多段階での設定ができるため、トレーニングの強度を細かく調整できます。
ユーザーは自分のフィットネスレベルや目標に応じて、負荷を精密に設定することができ、効果的なトレーニングが可能です。
特に、高強度のインターバルトレーニングや筋力トレーニングを行いたいユーザーにとって、詳細な負荷調整は非常に使える機能です。
一方、FITBOX LITEはシンプルな負荷調整機能しか備えておらず、高度なトレーニングには対応しきれないことがあります。
FITBOXには運動データのトラッキング機能があるが、FITBOX LITEにはない
FITBOXは、トレーニング中の消費カロリー、距離、時間などの運動データをリアルタイムでトラッキングできるディスプレイが搭載されています。
トレーニングの進捗を正確に把握し、目標に向かって効率的に進めることができます。データのトラッキングはモチベーションの維持にも役立ち、トレーニングの成果を可視化することで、次のステップへと繋げることができます。
しかし、FITBOX LITEにはこのようなトラッキング機能が付属しておらず、運動の進捗を確認する手段が限られるため、トレーニングが単調に感じることがあります。
FITBOX LITEはコンパクトで、狭いスペースにも置きやすい
FITBOX LITEはそのコンパクトな設計が特徴で、限られたスペースにも設置しやすいです。
家庭用として設計されており、狭い部屋やアパートなどでも場所を取らずにフィットネスバイクを設置することができます。
特にスペースが限られている方や、部屋のレイアウトにこだわりがある方にとって、FITBOX LITEは扱いやすい選択肢です。
対して、FITBOXは機能が充実している分、少し大きめで、スペースに余裕がある場合に適しています。
FITBOXのメリット
静音設計で騒音が少ない
FITBOXの最大のメリットの一つは、その静音性です。
多くの家庭用フィットネス機器は、運動中の騒音が問題になることがありますが、FITBOXは特別な設計により騒音を大幅に抑えています。
特に、ペダルを漕ぐ際に摩擦が少なく、スムーズな動きが実現されているため、夜間や集合住宅でも周囲を気にせずトレーニングを行えます。
家族や近隣に迷惑をかけることなく、快適にエクササイズが可能です。
負荷調整が幅広くできる
FITBOXは、細かく負荷を調整できるため、初心者から上級者まで幅広いレベルのトレーニングに対応しています。
ペダルを軽くして軽めの有酸素運動を行ったり、負荷を強めて筋力を強化するトレーニングを行ったりと、目的に応じた多彩な使い方が可能です。
特にインターバルトレーニングのような高強度と低強度を交互に行う運動にも最適で、効率的に体力向上や脂肪燃焼を目指すことができます。
コンパクトで省スペース
FITBOXは設計がコンパクトで、限られたスペースにも設置できるのが魅力です。
家庭での使用を前提として作られているため、大型のジム用スピンバイクと比べてサイズが小さく、場所を取らない点が大きな利点です。
使わないときには移動も容易で、リビングや寝室、オフィスの一角など、どこにでも気軽に設置できるため、日常の生活に自然にフィットさせることができます。
ディスプレイでトレーニングデータを確認可能
FITBOXには、トレーニングの進捗をリアルタイムで確認できるディスプレイが搭載されています。
消費カロリー、走行距離、スピード、時間などのデータが表示されるため、自分の運動の成果を一目で把握でき、モチベーションを保ちながら効率的にトレーニングを行えます。
これにより、目標達成に向けた計画的な運動が可能になり、フィットネスの効果を最大限に引き出すことができます。
コストパフォーマンスが高い
FITBOXは、その機能性と性能の高さに対して、比較的手頃な価格で購入できる点も大きなメリットです。
スピンバイクとしては非常に高品質な製品でありながら、家庭用フィットネス機器としてはコストパフォーマンスに優れており、フィットネス初心者から上級者まで幅広い層に人気があります。
長期的な健康管理やダイエットを考えている人にとって、FITBOXは投資に見合う価値のあるアイテムです。
FITBOXのデメリット
サドルが痛い
FITBOXのサドルは、特に長時間のトレーニングを行う場合、痛みを感じることがあるという声がよく聞かれます。
スピンバイクのサドルは、競技用自転車に似た細身の形状をしているため、初心者や慣れていないユーザーにとっては、硬さや形状が合わず、お尻に負担を感じることがあるのです。
クッション性の高いサドルカバーを購入したり、クッション付きのサイクリングショーツを使用するなどの工夫が必要です。
特に、長時間の使用を予定している方は、快適性を確保するために早めに対策を講じることをおすすめします。
FITBOX LITEはモニターが付属しないのでトレーニングが単調
FITBOXの廉価モデルであるFITBOX LITEは、モニターが付属していません。
トレーニング中に走行距離や時間、消費カロリーなどを確認することができず、自分の進捗をリアルタイムで把握することが難しいです。
トレーニングが単調に感じることがあり、特に目標に向かってモチベーションを保ちたい方には不便です。モニターやアプリ連携機能がないことで、フィードバックを得にくく、結果的にトレーニングの効果を最大限に引き出すのが難しくなる可能性があります。
組み立てが大変&組み立てと後処理
FITBOXのもう一つのデメリットは、組み立てに手間がかかる点です。
製品がコンパクトである分、自分で部品を組み立てる必要がありますが、工具を使う工程やパーツの取り付けが少し複雑で、フィットネス機器を初めて購入する方やDIYに慣れていない方には難しく感じることがあります。
特に、一部のネジが硬く、力を入れて締める必要があるため、時間がかかることがあります。
また、説明書もやや分かりづらいと感じるユーザーもいるため、組み立てをスムーズに行うために、オンラインの組み立て動画を参考にするなどの工夫が求められます。
汗でマシンが濡れる
スピンバイクのトレーニングは、特に負荷をかけて行うと大量の汗をかくことがあり、FITBOXも例外ではありません。
汗がマシンのフレームやハンドルに付着し、滑りやすくなったり、金属部分がサビやすくなる可能性があります。
FITBOXは汗対策がされていないため、トレーニング後にはこまめに拭き取る必要があります。長期間、汗を放置すると劣化の原因にもなるため、汗がついた部分をすぐに清掃することが重要です。
汗からマシンを保護するために、タオルや専用のバイクカバーを使って防ぐ対策を取ることもおすすめです。
口コミは?実際FITBOXはいいのか?
アマゾンの口コミを見よう!
FITBOX LITEの特徴を最も端的に表現している口コミはコチラの方です。
確かに静音である。
2024年11月9日に日本でレビュー済み
色: ブラックスタイル: バイタルセンサーなしAmazonで購入
皆さんの評価で静音とあったので購入しましたが、確かに静音でした。横で・・・続きを見る
アプリ(zwiftなど)と連動できる?
FITBOXはZwiftなどのアプリと連動させることが可能です。ただし、標準では対応していないため、いくつかの追加アイテムが必要になります。
センサーの追加
FITBOXに以下のセンサーを取り付ける必要があります: スピードセンサー ケイデンスセンサー これらのセンサーは、FITBOXのペダルを漕いだ際の速度やペダルの回転数のデータをアプリに送信します。
デバイスの準備
Zwiftを動作させるデバイスが必要です。対応デバイスには以下があります: パソコン (Windows/Mac) タブレット (iPad等) スマートフォン (iPhone/Android)
その他の必要アイテム
マグネット (センサーの取り付けに使用) マジックテープ (センサーの固定に使用)
必要に応じオプション購入を!
サドルカバー(初心者は必須)
FITBOXを長時間使用すると、多くのユーザーがサドルの硬さに悩むことがあります。
特にフィットネスバイクを初めて使用する人や、長時間のエクササイズを行う場合、サドルの硬さが原因でお尻に痛みを感じることが少なくありません。
この問題を解決するために、サドルカバーの使用が非常に有効です。サドルカバーはクッション性を追加し、座り心地を大幅に向上させることで、痛みや不快感を軽減します。特にゲル素材のサドルカバーは、体重を分散し、圧力を和らげるため、快適なトレーニングが可能です。
また、サドルカバーは簡単に装着でき、価格も手頃なため、FITBOXを購入する際にはぜひ検討したいアイテムです。
サドル交換(必要なら)
サドルカバーを使用しても、長時間の使用や個々の体型によっては、お尻の痛みが完全に解消されない場合があります。
そうした場合には、サドル自体を交換することが推奨されます。
FITBOXは標準的なサドルが付属していますが、快適さを重視するユーザーには、よりクッション性の高いものや、形状が自分の体型に合ったものに交換することができます。
市販の多くのサドルは、快適性や通気性、体重分散を考慮して設計されており、長時間のトレーニングでも快適に座ることが可能です。サドル交換を検討することで、より快適なフィットネスライフを楽しめるでしょう。
トレーニングマット(ほぼ必須)
FITBOXを使用する際には、トレーニングマットを一緒に購入しておくことを強く推奨します。特に汗をかきやすい激しいトレーニングでは、汗が床に落ちて床材を傷める可能性があります。
トレーニングマットは汗を吸収し、床を保護する役割を果たすため、長期間快適にバイクを使用するために欠かせないアイテムです。
また、FITBOXのようなフィットネスバイクはペダリング中に振動や騒音が発生することがありますが、マットを敷くことで振動や音を抑える効果も期待できます。
特にマンションやアパートなど、隣や下の階の住人への配慮が必要な環境では、トレーニングマットを敷くことで静音性が向上し、安心してトレーニングに集中できます。
マットはFITBOXのサイズに合ったものを選ぶと、より効果的にスペースを保護できるでしょう。
FITBOXに関する【Q&A】
- 第三世代とは?
-
FITBOXは過去の商品から改良され、現在リニューアル3回目ということです。ユーザーの意見を反映し、第二世代から改良されています。
例えば、
- 静音性の向上
- デザインをより洗練
- より前傾姿勢で乗れるフレームの改良
- ホワイトモデルの追加
- ペダルの改良
- 第四世代はいつ?
-
発売時期は未定。かなり完成された形になっているので、大幅な機能改良は期待薄でしょう。
- FITBOXとFITBOX LITEどちらを購入すべき?
-
迷っているのであれば、FITBOX LITEがオススメです。シンプル機能かつコンパクトなので、LITEを選んで後悔することはないでしょう。
事実、売れているのも圧倒的にLITEの方です。